有痛性外脛骨(サッカー 中2 男性)「2か月前から痛くなり、40日休んで復帰したが、また再発した。」

疲労骨折

患者

サッカークラブチーム 中学2年 男性

症状 

2か月前から左外脛骨部が痛くなり、安静にして痛みがなくなったので復帰したが、2日間試合に出たらまた痛くなった。

2か月前に整形外科を受診し、左有痛性外脛骨と診断され運動中止を指示された。40日休んだら痛みがなくなったので、サッカー復帰した。が試合に出てまた再発した。そこでお父さんが、有痛性外脛骨に対応できる治療院を検索し、当院を見つけ来院した。

 

施術内容と経過

初診時

左外脛骨部 圧痛(++)、左足首のズレを認める。

有痛性外脛骨調整法、足首調整法施行。

 

2診目(初診から4日目)

左外脛骨部 圧痛(+)、左下腿部足部前後軸ズレ(+)

外脛骨部調整、前後軸調整法施行。

 

3診目(初診から8日目)

左外脛骨部 圧痛(±)、左踵骨傾き(+)

外脛骨部調整、踵骨傾き調整

 

4診目(初診から15日目)

※ジョグでも痛みでない

左外脛骨部 圧痛(+)、左膝蓋腱外側 圧痛(+)

外脛骨部調整、ジャンパー膝調整法施行

 

5診目(初診から22日目)

※全力で走っても痛くない

左外脛骨部 圧痛(-)、左拇趾MP関節底部 圧痛(+)

外脛骨部調整、拇趾MP関節調整

 

6診目(初診から27日目)

※インサイド以外でキックしても痛くない

左恥骨ズレ(+)

外脛骨部、恥骨部調整

 

7診目(初診から34日目)

※7割の力でインサイドキックしても痛くない

外脛骨部調整

◎ここまで回復したため、このまま様子をみるように指示。また気になる時は来院するように伝え、施術終了とした。

 

考察

サッカー選手の有痛性外脛骨での来院であったが、サッカーの場合はボールを蹴るスポーツなので、インサイドキックすると外脛骨部に当たるのでまた痛くなり、なかなか回復しにくい疾患である。

また、今回は受傷した側の足首のズレ踵骨のズレ下腿部と足部の前後軸のズレ恥骨のズレが認められた。外脛骨部にのみ痛みを感じていても、他の箇所が微妙にズレて複合的に関連して痛みを起こしていると考えられるので、他の箇所も調整しないと原因が取れずに患部がなかなか回復しない、若しくは再発するのである。これらの事を考え、微妙にズレているそれぞれの箇所を修正したため、約1か月で現場復帰できたと思われる。

 

施術料金

※お支払いは現金のみの取扱いとさせていただきますのでご了承ください

※初めての方は、問診表記入・問診・検査等あるので、終了するまでに30~40分かかります。

【来院時の注意事項】
次の方の予約が詰まっていることが多いので、来院の際は時間厳守でお願いします。(交通事情などのことを考慮し、5分前までに来られることをお勧めします)時間に遅れるとお断りすることもありますので、ご了承ください。
動きやすいラフな服装でお越しください。(なるべく、ジーンズなどの硬い生地は避けてください)
匂いの強い香水は避けるようにしてください。

有痛性外脛骨について詳しくはこちら

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